コラム
空き家をそのまま売却するメリット、デメリットとは？
空き家をそのまま売却できれば様々なメリットが期待できます。
まず一つが、解体費用がかからないこと。
仮に30坪の家を解体する場合、100万円は下らないでしょう。
空き家をそのまま売ることができれば、そういった費用も発生しません。
また、解体が発生しなければ電話線などの埋設ケーブルの撤去作業も不要になります。
そういった手続きや申請が不要になる点もそのまま売却する際のメリットです。
一方で、空き家を売却する際に、デメリットとして考えられるのがなかなか買い手が現れないこと。
やはり新しい家に住みたいという方が多いですから、そのままの状態ですと買い手が現れることは少ないです。
仮に中古物件であっても、リフォームを行い、綺麗になっていないと買い手が現れる可能性はかなり低いです。
空き家がそのまま売れればもちろん無駄な費用も発生せず、一番の理想的ですが、それは難しい現実があります。
もし解体を選択したくないということでしたら、必要最低限のリフォームやリノベーションは行っておいた方が良いでしょう。
特に印象を決める外壁の再塗装や内装リフォームは必須です。
間取りなどを変更する場合はかなりの修繕費用になってしまいますが、壁紙クロスやフローリングを張り替える程度であれば200万円以内で済む可能性も十分です。
外壁塗装と合わせても300万円程度となり、売却額を考えればマイナスになることはないでしょう。
